FMS for Higher Edu (高等教育機関向けFMSプログラム)は、ムーブメントの概念とFMSの原則をカリキュラムに導入することに関心のある教育機関・教育の皆様を支援するために特別に企画されたもので、全世界で30以上の高等教育機関とのパートナーシップを構築してきました。

 

 FMSは、FMSのコンテンツと統合されたアクティブ ラーニング エクスペリエンスを創造するために、日本国内での専門学校、大学とのコラボレーションを構築する機会を楽しみにしています。

 

 高等教育向けFMSプログラムは、高等教育の教員が体系的なカリキュラムを学生に提供するために、教育者向けのプログラムも併せて開発されています。このプログラムは、学習体験を学生に提供し、医療及び運動指導現場において、学生自身のスクリーニング、アセスメント能力への自信を促し、付加価値を与える専門的スキルを高めるために構築されています。

 

 また教育機関とは、教育分野だけでなく、研究分野および臨床・フィールドでのコラボレーションをもあり、産学連携機会を作り出すものです。


 

2024.12.01

日本国内発、そして東アジア地域のFMS認定プログラムとして、桜美林大学 健康福祉学部様とカリキュラムへのFMS教育に関するパートナーシップの提携をご報告いたします。

専門教育課程修了後、早い時期にFMS/SFMAに出会いたかったという感想を述べられる受講者は多くいらっしゃいますが、エントリーレベルの学生の皆様にこのような教育機会を作り出すことができることに、株式会社Functionalとして、またFunctional Movement Systems社として嬉しく思います。

 

 (写真:桜美林大学健康福祉学群、石渡尊子 学群長と鈴木秀知 准教授)

 

鈴木秀知 准教授

「 まずは、Functional Movement System社との契約のためにご尽力頂いた関係者の皆様に感謝申し上げます。

 私は、FMS社が提供しているFunctional Movement Screenレベル1資格はは2015年に取得し、ストレングストレーニングのプログラムデザインのみならず、ケガから復帰する選手のリコンディショニングのプログラムデザイン、復帰後の選手の状態の確認に利用しております。この資格を本学のカリキュラムに組み込むことにより、学生へのトレーナー教育の幅が広がると考えております。」

 

 

Lee Buron FMS社代表

「このプログラムの実現に尽力いただいた桜美林大学の関係者と鈴木准教授をFMSファミリーにお迎えすることをとても嬉しく思います。このプログラムを導入する、東アジア地域における最初の大学であることについても、そして何よりこのフィロソフィーを学生に伝えていただくことについても、お礼を述べたいと思います。フィットネス・トレーニング、理学療法などの専門領域に入るキャリア初期において、ムーブメントについて学ぶことになるわけです。ファンクショナルムーブメントという基礎と、それを正しくスクリーン、アセスメント、テストできるようになることはとてもパワフルなことで、そしてキャリアの初期においてそれができるようになることは、より多くの経験を次のレベルへと持ち込むことができるという点にといてもとても重要なことです。最後になりますが、桜美林大学の関係者の皆様、ありがとうございます。Good Luck!」

 

上松大輔 FMS Japan/株式会社Functional代表

「桜美林大学の関係者の皆様、そしてこのプログラムの実現に尽力いただいた鈴木先生、ありがとうございます。またようこそFMS Familyへ。

 私もATC取得から20年を超える者であり、キャリア初期・エントリー教育において、このムーブメントの考えに触れる機会があったら、そしてFMSと言う強力なフィロソフィー・評価ツールに出会うことができていたら、もっと早く成長できたのではないかと強く感じる者の1人です。まだまだ日本国内において、動作・ムーブメントについて誤った理解、考え方が多くある中で、その機会を日本の学生の皆さんに届けることができるようになることを、とても嬉しく思っています。

 このプログラムは学生の皆さんだけでなく、担当教員の皆様への教育の分野でのサポートだけでなく、研究など様々なコラボレーションのポテンシャルを秘めており、桜美林大学とともに、まだ日本では数少ないムーブメントに関する研究や産学協同事業に取り組めることを楽しみにしています。」